ダイビングスーツは、シュノーケリングやスキューバダイビングを行うダイバーのための保護具です。 その主な機能は、体熱損失を防ぐことです。 また、岩やダイバーの機材との接触などから着用者を保護します。
ダイビングスーツは、シュノーケリングやスキューバダイビングを行うダイバーのための保護具です。 その主な機能は、体熱損失を防ぐことです。 また、岩やダイバーの機材との接触などから着用者を保護します。
目的に合ったダイビングスーツを選ぶには、いくつかの選択基準に基づいて選びます。 これからダイビングを始める方も、経験者の方も、ダイビングスーツのご購入をお考えの方は、このガイドで紹介する選択基準をぜひ参考にしてみてください。 ダイビングスーツの選択は、着用者のタイプやスーツの種類、厚さやカットのタイプなどから行います。
主な選択基準:
ダイビングスーツには、「ウェットスーツ」「セミドライスーツ」「ドライスーツ」の3種類があります。
ウェットスーツは、スーツの中に水が入ってきます。 薄い水の層は、着用者の肌に触れることで熱を持ち、等温バリアを形成します。 しかし、着用者が動くことにより、この暖められた水がスーツから抜け出し、冷たい水に入れ替わります。 そのため、熱保護は不完全であり、最も温暖な水域(20℃以上)でのみ使用されています。 技術的な要素が少なく、一般的に安価で、最も人気のあるタイプのダイビングスーツです。
セミドライスーツは、ウェットスーツと似ていますが、開口部(首、手首、足首)が防水加工されています。 水がスーツ内に浸入し、等温バリアとして機能しますが、ウェットスーツに比べて冷水の再侵入が少ないのが特徴です。 一般的に、背中に防水性水平ファスナーが付いています。 これらの機能はスーツ内の保温性を高めますが、セミドライスーツは着脱が簡単ではありません。 このタイプのダイビングスーツは、特に温帯水域(10~20℃)に適しています。
ドライスーツ は、スーツ内に水が浸入することはありません。 防寒のためには、下に肌着を着る必要があります。 価格が高く、厳しい環境下(10℃以下の冷たい水の中、長時間または深水でのダイビングなど)で潜る、経験豊富なダイバーに適しています。
ダイブスーツの厚さは、主に使用する水の温度に応じて選択する必要があります。
これらは、ダイバーの感度や潜水時間、アクティビティの種類(スピアフィッシング、フリーダイビング、スキューバダイビング、シュノーケリング)などで変化するので、あくまで参考例です。
スーツが厚ければ厚いほど、着用者の動きを制限することになります。 例えば、7mm厚のスーツは、自由な動きが要求されるスピアフィッシングにはお勧めできません。
また、寒さや疲労に対するダイバーの感受性によっても、厚さの選択は変わってきます。
ショートやフル、上下一体型やツーピースなどがあります。
ショート: ほとんどの場合半袖で、裾は膝上です。 そのため暖かい水に適しており、フード付きとフードなしの2種類があります。
フル: 胴体はほぼ完全に覆われていますが(ウェットブーツと一体型)、手袋は自分で用意します。 また、必ずしもフードが付いているとは限りません。 首と手首は防水スリーブで保護されており、ファスナーは斜めで前についています。 主にドライスーツに見られるフィット感があります。
上下一体型: 首から手首(半袖の場合は腕の半分まで)、足首までを保護できます。 またフードの有無も選べ、最も一般的なウェットスーツです。
ツーピース:下半身を覆うオーバーオール(袖なし)と、上半身(腰まで)を覆う上着で構成されています。上下一体型タイプに比べて、着脱が容易であることが最大のメリットです。 また、条件や用途に応じて保護性能を調整することができます。